集合住宅の防災について

マンションのような集合住宅は、管理会社や管理組合、そして建築時の防災対策により、ある程度の災害に対する備えは準備しているところが多いものです。
弊社青葉防災も消火施設などの点検でさまざまな形態の集合住宅に訪問することが多いですが、こうした定期的な点検も備えのひとつといえるでしょう。(業務内容についての詳細はお問い合わせください)

しかし、想定外の停電や水道に関する被害(水が出なくなったり、床が浸水して階下の部屋に漏れたりするなど)は、日ごろから注意していても起こってしまう可能性はあります。
「集合住宅」とはいえ、管理者の備えに頼るばかりで、自分たちで何も対策を講じないのは少々危険。戸建てに住んでいても、マンションに住んでいても、結局は一人ひとりの「適材適所で備える力」がいざというときに役に立つのです。

また、お住まいの管理会社、管理組合などが実施している「防災における対策」をどのぐらい把握しているでしょうか。平時よりどのような対策を施しているのか、もし不足を感じるようであればどこに提案したらよいのか、個人レベルで特に備えておかないといけないコト・モノは何かーーなどを調べておくことが大切です。

これから集合住宅への引越しを考えている方も同様です。住まい探しをする際にはぜひ「防災における意識が高いか」という条件を付け加えてみてください。